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弊社では品質向上及び生産環境改善のために、様々な設備や機材を導入しております。
工場内に入る際には場内作業着(ネット帽着用)に着替えた後、吸引マット・衣服用吸引機で入念に作業着表面の付着物を除去し、さらにエアシャワーを通って入場します。
また、すべての搬入物に対して、工場入場前にエア掛けによって付着物を除去した後、エアフェンスを通って工場内に搬入しています。
容器の原料ペレットは、成形工場手前の専用スペースに種類別タンクを設置して集中管理しており、このタンクから専用配管を通じて成形機のホッパーに直接ペレットを送り込みます。
このシステムにより、ペレットが外気曝露せず、また成形工場に原料袋を持ち込まないことにより異物混入および異種原料のコンタミネーションを防止しています。
成形工程では、一年を通して安定した製品品質を維持できるように、厳密な温度・湿度管理を行っています。また、除電器による静電気除去により、製品への異物付着を防止、空気清浄装置による空気循環を行い、クリーンな成形環境の維持に努めています。
弊社では様々なサイズの容器生産に対応するため140t~660tまで合計20台の成形機を保有。安定した量産体制を構築しております。
令和3年に竣工したC棟工場の主要な成形フロアでは、材料投入から完成した容器の検査までの各段階で自動化を推進し、よりクリーンな生産工程を実現しています。
成形機から出てきた容器は、多関節ロボットによって取り出しから箱詰めまでを自動化、無人で24時間操業が可能になっています。
この間に人を介入しないため、人を起因とする発塵による異物付着を防止し、衛生面に大きな効果が発揮されています。
成形機から出てきた容器やキャップなどを検査機の中で回転させながら、14台のカメラで様々な角度から検査しています。
青色LEDライトの照射で識別できるようになる基準外れの黒点、茶点を見逃しません。
製品が検査機を通り、ピロー包装機で包装された後、自動的に箱詰めされます。
人の手を介さないため、ひときわ衛生的な工程となっています。
成形機から取り出された製品は、六軸ロボットにより、場内搬送用ケースに整列して箱詰めします。その後自動倉庫に自動搬送し一時保管します。ここには複数の成形機から複数の製品が集中搬送され収納されます。
個々のケースはICタグで管理し、どの成形機でいつ生産されたか等トレーサビリティが可能になっています。
出荷に必要な製品が呼び出されると、この自動倉庫から検査工程へ自動搬送します。
このような一連の自動化・システム化により無人操業を可能にしており、夜間には完全無人操業を行っています。