ハイスタックNo.3500
引き合い内容
内容物:金属ペースト
他社容器(バケツタイプ)を使用している。使用済み容器を廃棄する際、容器部分と取っ手部分の材質が違うため(容器:樹脂 取っ手:金属)、分別作業が大変である。何か良い解決方法はないか。
どのような課題・問題点・改善点があったか
課題:取っ手(金属部分)の分別作業が大きな作業負担となっている。
どのような提案を行ったか
- 取っ手部分も樹脂で成形することにより分別が不要(金属部を取り外す作業が不要)になる。
- テーパー形状にすることで、保管スペースを削減できる。
- 製品完成後も積み重ねができるような形状設計であり、キャップに窪みを設ける事でがっちりと安定する。
- 内容物をかき出しやすいよう、取っ手の長さを調整。片手で容器を保持し、もう片方の手で内容物をかき出しやすいような設計。
- ラチェット機能がついている。
ラチェット機能を設ける事により「キャップ締め付け不足」と「閉栓後のバックスピン」予防になる。
何がどのような仕様で採用されたか
使用後の取っ手の分別作業レス化を実現し、作業コストの削減。
内容物をかき出しやすくすることで、最終ユーザー様での作業性が向上した。